IBEC 建築省エネ機構(一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構)

社団法人プレハブ建築協会会長賞第6回環境・省エネルギー住宅賞

「O邸」

建築主個人
設計者高知セキスイハイム(株)
施工者高知セキスイハイム(株)
建設地高知県佐川町
構造鉄骨造
階数2階建
延床面積126.09m2

講評

積水ハイムの全社的なゼロエミッション活動の一環として行われている再建築システムの実施例。
「再建築システムの家」では現場での解体を極力抑え、ユニットはそのままハイム生産工場へと送り、工場でリフレッシュし、品質検査を受けた後に、製品保証をつけて新たな再建築システムとして現場へ送り返される。ユニット型の特徴を生かして短期間の施工が可能である。
平方メートル当り単価も59万円と安く、熱損失係数は2.56W/m2K、相当隙間面積は3.00cm2/m2である。新旧住居の月別光熱費差、水道使用量差も提示されている。
太陽光発電3kWを新たに設置し、節電のための細かな工夫(3路4路スイッチ、高効率インバータ照明、センサーつきフットライトなど)により照明用電気代は一般家庭の3割削減に成功している。また、水の節約の工夫(フットレバー、手許スイッチつきシャワーなど)も行なっており、使用水量は月平均8.25m3を削減している。

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